啓史?さんとモバ友になろう!
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- 2011/6/17 0:09
- ヘイガンの過去
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- 予想通りに兄は死んでいた。
死因は自殺と断定された。
次の日に兄は火葬された。
なんとも受け止めにくい別れかたをした。
ヘイガンと母は家へ帰った
母「なんで自殺なんて」
ヘイガン「あれがお兄さんが望んでいた最後だったのかもしれない」
母「そんな訳ないわよ。あの子は今まで、何不自由ない生活をしてきたのよ」
ヘイガン「知らないよ。そんなこと言われも」
母「家族の問題なのよ」
ヘイガン「わかってるよ」
母「ごめん。ちょっと向きになっちゃたね」
ヘイガン「大丈夫だよ。無理もないよ。でも、これからは+思考でいこうね」
母「そうね」
ヘイガン「じゃあ僕ちょっと学校に行ってくるね」
母「明日から行くんじゃないの?しかも、もう午後よ」
ヘイガン「明日から学校いくから先生にあいさつしにいかなくちゃ」
母「そうね。早く帰ってきなさいよ。今日は御馳走を用意してるから」
ヘイガン「わかった。じゃあ行ってきまーす」
ヘイガンは原付きで学校へ向かった
そして学校に着いた
ヘイガンは原付きを校門前にとめて、職員室にいった。
中に入り、担任の先生をよんだ
先生「おうヘイガン元気だったか?もう治ったんだな」
ヘイガン「はい。なんとか」
先生「ヘイガンすまなかった。」
ヘイガン「え?」
先生「いじめに気付いてあげられなくて。先生のミスだ」
ヘイガン「いや先生のせいじゃないっすよ」
先生「いや私のミスだ。お前にどうお詫びすれば?」
ヘイガン「とりあえずグループの奴らに謝ってもらえればいいです」
先生「わかった。じゃあ呼んでくる」
先生が放送でグループの奴らを呼んだ
そして、グループの奴らは申し訳なさそうに職員室に入ってきた
先生「おい来い」
グループの奴らがきた
先生「ヘイガンに謝れ」
グループ「すいませんでした」
先生「これで十分か?」
ヘイガン「待って下さい。謝ったぐらいで心の傷は簡単には消えません」
先生「まぁ、いいじゃないか。こいつらも反省してるんだしな。反省してるよな」
グループ「はい」
ヘイガンはとても納得がいかなかった。
つづく
- 予想通りに兄は死んでいた。