啓史?さんとモバ友になろう!
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- 2011/6/14 22:28
- ヘイガンの過去
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- ヘイガン「ごめん。今日は帰ってくれない?」
母「わかったわ。ヘイガンまた明日くるからね」
ヘイガン「うん」
母は帰っていった
ヘイガンは外の空気が吸いたくなったから、屋上へと足を運んだ
ヘイガン「気持ちいいな。風は優しいな。」
すると、ヘイガンは下を見た。
ヘイガン「こっから飛べば、すべて終わる。楽になれるのになぁー」
ヘイガンの目には涙が溢れた。
ヘイガン「やっぱ飛べないや。母さん悲しませたくないもんな」
ヘイガンは屋上で1時間ほど泣いていた
ヘイガンは部屋に戻り、ベットへ横になった。
ヘイガンの目には涙がまだ残っている。
入院してから一週間後
医者から退院許可をもらった。
母「よかったわね。もう退院できるなんて」
ヘイガン「うん」
ヘイガンは退院できることを余り光栄には思っていなかった。
なぜなら退院したら、再び地獄のような学校生活を再開しなければならないからだ
母「学校はしばらく休んでいいから」
ヘイガン「え?」
母「無理しないでいいのよ」
ヘイガン「ありがとう。きづかってくれて。でも大丈夫。僕、明日からちゃんと学校に行くから」
母「頑張ってね」
ヘイガンと母を家に帰った
家に入ると、久しぶりの光景が目に映りこんだ
ヘイガンはちょっと安心できた。
ヘイガンは自分の部屋に入った
部屋には五つ上の兄がいた
兄「おうヘイガン久しぶりじゃねぇか」
ヘイガン「兄さん久しぶり元気にしてた?」
兄「まあな」
ヘイガンの兄は有名国立大学を卒業しており、今は自分で会社を立ち上げ仕事をしている
いわゆるエリート街道を歩いてきた人間だ
だからヘイガンは兄のことを非常に尊敬している。
もちろん、ヘイガンも兄に匹敵するくらいの学力を持っており将来有望といわれている
そんな兄が家にいるとは珍しいことだ
兄「実はヘイガン、会社が倒産したんだ」
ヘイガン「え?本当に?」
兄「本当だよ。しかも10億の借金を負わされた。だからヘイガン頼みたいことがあるんだ」
ヘイガン「何頼みたいことって?」
兄「俺といっしょに麻薬を売ってくれないか?」
つづく
- ヘイガン「ごめん。今日は帰ってくれない?」