日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2012/10/24 19:13
- 正座でウ○コしたら世界が七色に輝いた4
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- つづき
妹を見送ろうとしたが断られた俺。
妹が乗ってきた車のエンジン音が遠ざかるのを確かに聞きながら、リビングの浄化作業にあたる
ファブり、透き通る水晶の塊を置き、窓を全開にして淀んだ空気を排出する無実の罪を着せた、ハバネロには本当に申し訳 なかった ふと、某人気刑事ドラマの「真実の果て」というメロディが頭の中で流れてく
リビングの掃除を終えた俺はただただ呆然と立ち尽くしていた
俺は一体何をやっているのだろう・・・。
虚し さと自分の馬鹿らしさに涙がとめどなくあふれ出た。
だが・・・俺は・・ここで立ち止まるわけには行かない。
血の出る思いを繰り返して鍛え抜いたこの身体と数え切れぬほどの辛い夜を飛び越えてきたこの不屈の心・・・
それに誓って。
今後はイレギュラーな事態もちゃんと想定し、さらなる飛躍を遂げる。
心に誓った
いくらか気分も落ち着いたところで、ふと、妹の言葉が蘇る
「母さんにちゃんと、誕生日おめでとうって 言ってね。」
そうだ。
今日は母さんの誕生日だ。
今まで、無様なかっこうで、時には涙を堪えて俺を支えてくれた、俺の母さん。
仕事から帰ってくる前にご飯を作っておこう。
それが今、俺にできる精一杯の親孝行だ。
メニューは・・・そうだな、カレーライスにしよう!
俺はカレーを作るために台所に向かって未来への一歩を踏み出した。
窓から吹いてくる夜の春風は、俺の髪を優しくなびかせた
終わり
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