ψ空家ψさんとモバ友になろう！
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- 2012/2/15 17:10
- 道端のヘルメット
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ひろしくんは野球が大好きな少年でした。学校から帰ると、バットやグローブを抱え、近くの広場へ野球をしに行きます。
誕生日に父親がくれたヘルメットは大切な宝物です。ただ、そのヘルメットは父親が使っていたお古で、ひろしくんにはまだ大きいです。
ある日の野球をした帰り道。ひろしくんはヘルメットをかぶりながら歩いていました。びゅう、と強い風に吹かれヘルメットがずれました。
目の前が真っ暗になり、ひろしくんはびっくりして転んでしまいました。
転んだ拍子にヘルメットがどこかにいってしまい、それを探そうとひろしくんが歩き出した瞬間。
彼は、車にひかれて死んでしまいました。
ひろしくんはヘルメットを探して、歩き続けています。
どこかにある、宝物のヘルメット。道端にヘルメットが転がっていたら、それはもしかしたら、ひろしくんのヘルメットかもしれません。
というお話を歩きながら考えた今日。
私は今日も暇人です。
第１回クトゥルフ神話検定
