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- 2011/8/28 11:17
- 8月28日
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- 果てなく青い空。
まだ昼にもならぬというのに、日は容赦なく照り付ける。
僅かな距離の歩行にも拘わらず、全身ゆだる心地がすると日頃の運動不足を嫌でも意識させられる。
予定より随分早くに到着してしまった。
バスの時刻まで、あと半時間。
既に家族への土産も見終えた後で、行き場の無い私はぼんやりと停留場に立っていた。
土産物を抱えていたせいだろう、観光調査局と名乗る者に声を掛けられた。
私が京都住まいと知るとそそくさ去っていったが、この日照りの中を大変なものだ。
再び独りになった私は人の往来を眺める。
眺めつつ、今朝の夢は何だったかと考える。
この頃は何かと夢を見ることが多い。
眠りが浅いのだろうか。
そう考えると確かにそのような気がする。
夜中に目を覚ます回数も確実に増えている。
暑さのせいか、はたまた。
あまりに連続して夢を見るので、先日から少し記録をつけてみることにした。
その為に今朝みた夢を思い出そうとしているのだが、これがどうにも出てこない。
果たして、どのような内容であったか。
寝覚めが不快なわけではなかったので、悪い夢ではなかったのだろう。
日常を切り取った穏やかな非日常であったことは間違いない。
取り敢えず、記録にはそう書いておくことにしよう。
その内、何かの拍子に思い出すかもしれない。
そこまで思考が至った時、バスの到着を知らせるアナウンスが流れた。
私は足元に置いていた荷物を抱え上げ、列を成す乗客の群れにゆっくりと向かった。
- 果てなく青い空。