背景豆腐さんとモバ友になろう！
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- 2008/11/24 18:13
- ―壁―
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俺は昨日、先輩にこう嘘を言った《明日は1時からバイトなんで12時で帰りマス》と。先輩は気に留める事もなく了解してくれた。
今日は朝から先輩達と作業をしてたら、隣の先輩に話しかけられた。
『昼で帰るんだっけ?ﾊﾞｲﾄ?』
―「はい」
『何のバイト？』
うわ～聞かないでよ。何でも良いじゃないか。まぁとりあえず
―「スーパーです」
『ああ、仕事なに？』
―「品出しです」
『冷凍食品とかやる？俺も前にスーパーでバイトしてたんだよ』
え～(゜Д゜)～!!してたんかーい。ｽｰﾊﾟｰの仕事なんて知らんがな。下手に答えたら盛り上がってしまう可能性がある。ここは無難に
―「いや、冷凍食品はやらないですね」
いや冷凍食品はやらないとか、そんな部分的な事が可能なのかどうか知らんが、まぁいいか。さぁどう出る。どう来ようと俺は最後まで闘うぜ。
『ああ、じゃあお茶漬けとか？』
予想外すぎる。心折られるぜ。何でお茶漬けなんだ…ここは慎重に
―「まぁそんな感じです。野菜とか」
『そうなんだ、冷凍の冷たくてさ～』
―「冷凍した魚とか冷たいですね」
我ながらナイス。いかにもやってますって感じだ。
『もう12時だけど大丈夫？』
―「大丈夫です。そろそろ帰ります」
『お疲れ～』
本当にお疲れだよ。精神に直接きた。あの先輩は俺の嘘に気づいただろうか。何にせよ、嘘はつかないに越した事はないな、と思った。
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