†ノリマロ†さんとモバ友になろう！
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- 2012/2/18 23:45
- ２９話
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- ｢それじゃあ、準備は宜しいですね？｣
バロンは一言そう言うとスーツの内ポケットに手を入れた。
｢みんなっ!!何か来るわよっ!!｣
と、奈美の声で俺たちは一斉に構えた…
｢位置について｣
｢｢｢『へ？』｣｣｣
｢よーい、どんっ!!｣ﾊﾟｧｰﾝｯ
出てきたのはなんと
運動会で使われるような火薬銃だった。
期待はずれの物が出てきたことと
その場に合わない掛け声によって、俺たちは全員一瞬の隙を作ってしまった。
そう
いつの間にか
バロンはさっき居た場所から消えていたのだ。
｢どこを見ているのですか？ここですよ。｣
｢きゃあっ!!｣ ﾄﾞｰﾝｯ
すると、いきなり奈美が横に吹き飛ばされて
さっきまで奈美が居た少し横にはバロンの姿があった。
｢なっ!?
何が起こったんだっ!?｣
『ききっ!!
動揺しすぎじゃっ!!
力のコントロールができておらんぞっ!!』
｢そうだヨ、落ち着いてっ!!
お姉ちゃんなら大丈夫だからっ!!｣
その声の方を向くと光が奈美を背中から受け止めていた。
｢ナイスだ光っ!!｣
｢ほほう、なかなかやりますねぇ｣
『さてと、こちらも反撃せねばな？
とりあえずお主は後方から儂に力を注ぎ込めっ!!
今は儂が何とかするっ!!』
｢わ、わかった!!｣
俺がそう答えると神はバロンの方に走っていった。
(こんなときに神を援護できる武器を出せれば…。そうだっ!!)
- ｢それじゃあ、準備は宜しいですね？｣
