†ノリマロ†さんとモバ友になろう!
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- 2012/1/13 11:56
- 17話
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- 「はいはーい、今行きます」
(こんな時間に誰だろ?)
そんな風に考えながら
俺は玄関に行き
ドアノブに触れようとした…
ドックン!!
ドアを開けようとした瞬間に物凄く嫌な予感がした。
さっきまで汗ひとつ流してなかったのに
いきなり冷や汗が尋常じゃないくらいに流れ出してきた。
(な、なんなんだ!?)
『なにをしておるのじゃ?』
「な、なんでもねーよっ」
「ん?
きー、何を一人で話してるの?」
「えっ、あっ、いやっ
ただの独り言ぉーっ!!」
(あぶねぇ、あぶねぇ。
いきなりしゃべったらまずいな。
それより、神がなんにも感じないということは
天使ではないのか…。
気のせい…だったのかな?)
そして、俺は玄関のドアを開いた。
そこに立っていたのは…
「宅急便でぇーす」
…あれ?
「あのぉ、ここにサインをお願いします」
「…っ!!はいはいっ、すいません」
「ありがとうございましたぁー」
「ご苦労様です」
(…考えすぎだったか)
『うむ、考えすぎじゃ』
「なっ!?わかってたなら言えよっ!!」
『反応が面白かったでのぉ。笑うのを堪えておったわ。』
「きー、どなただったの?」
「くそっ、てめぇっ!!」
「っ!? ……。」
「あ、いや、これは違うんだっ」
「きぃー?」
「は、はいっ!!」
「今日の当番全部やって!!
それと、今すぐそこに正座しなさいっ!!」
『ぷ、くく…』
「ち、ちくしょーっ!!」
~~~~~
「さて、どうしようかな」
宅配屋が来ていたときすでに
開けられた扉の横にいた人物がいた。
「きき、バレバレだよ」
ニヤリと不適に笑いながらそう平は呟いた。
- 「はいはーい、今行きます」