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- 2010/7/30 22:50
- ご冥福お祈りしますの意味
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- コピっただけですが
「ご冥福をお祈りします」 とは、そのまんまですが、亡くなった人の冥福を祈ること、その死に対して哀悼の意を表する言葉です。
「冥福」 そのものは元々は仏教の言葉で、49日間の冥土の旅を無事に終え、死後の世界に転生し、「あの世で幸福になること」、すなわち 「冥の地で福なること」 を意味します。
ただしインターネットなどの「掲示板」の中で、ある種の「ネットスラング」として、ある文脈でことさらに頻繁に出てくるケースには、対象に向けた強い侮蔑の感情や、それを好きだったり心配している掲示板利用者などへの強い挑発、「煽り」があったりもします。
なお厳密に云えば仏教の世界では、生前よほどの悪行をなした極悪非道な人物でない限り、閻魔様に審判を受けた後に罪を許されそのままちゃんと御仏の導きで成仏できますので、正式には 「哀悼の意を表します」「哀痛の極みに存じます」「謹んでお悔やみ申し上げます」 などというのが正しかったりします。 亡くなった人や遺族に「ご冥福をお祈りします」 などと云うのは、「私が祈らなければ、悪行のせいで無事に冥土にたどり着けないかもしれない」と云うに等しく、宗派によっては失礼にあたったりもするようです。
まとめ↓
◎ 仏教でも、浄土真宗でも、故人の冥福を祈りません。
既にご承知と思いますが、冥福とは、「冥土(冥途)で幸福になる」と言う意味です。そして、この「冥土(冥途)」とは、仏教以外のものの考え方なのです。
つまり、ご遺族に「ご冥福をお祈りします」とご挨拶されることは、「亡くなられた方は、冥土(冥途)へ迷い込んだ」と言うことを意味し、「お浄土の故人を侮辱する無責任で心ない表現」と言えます。
亡くなられた方は、何の障害もなく、お浄土に往かれています。亡くなれば「迷う者」として、「祈る(供養)」と言うことは、果たして遺されたご家族の悲しい気持ちに対してふさわしいものでしょうか。
浄土真宗にご縁が深い方へのご挨拶なら、「○○さんのご冥福をお祈りします」ではなく、「○○さんのご遺徳を偲び、哀悼の意を表します」とか「ご生前のご苦労を偲び 、謹んで敬弔の意を表します」、「お浄土でお遇いさせていただくまで、しばらくのお別れです。長い間お世話になり、有難うございました」など、浄土真宗の教えにふさわしい言葉に言い換えましょう。
あなたは間違って使ってませんか?
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