白瀧 進さんとモバ友になろう!

日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!

Yahoo! JAPAN IDだけで遊べる!今すぐ遊ぶ!

    • 2010/2/19 21:19
    • 無題2
    • コメント(0)
    • 閲覧(12)
  • "アバター"
    • その時まで、
      私は一人ではなかった。
      多くの私がいる。
      集合の中に私もいた。
      氷のように共にいた仲間たちは、
      そのうち水のように広がり、
      ついには蒸気のように拡散した。
      その蒸気の一粒子が私だった。
      私はどこにでも行くことが出来た。
      様々な場所に行き、
      様々なものを見た。
      しかし私は学ばない。
      見るだけの行為、
      それだけが私に許された機能だ。
      長い間、
      私はそうしていた。
      時間は無意味。
      偽りの世界ではすべての現象は意味を持たない。
      しかし、
      やがて私は意味を見つけた。
      存在の証明。
      物質と物質は引き付け合う。
      それは正しいこと。
      私が引き寄せられたのも、
      それがカタチを持っていたからだ。
      光と闇と矛盾と常識。
      私は出会い、
      それぞれと交わった。
      私にその機能はないが、
      そうしてもよいかもしれないことだった。
      仮に許されるなら、
      私はそうするだろう。
      待ち続ける私に、
      奇蹟は降りかかるだろうか。
      ほんのちっぽけな奇蹟。

コメント一覧

更新する

この日記を違反通報する

白瀧 進さんの
お友達の最新日記

日記を探す

気になるキーワードで検索

みんなの新着日記