ilハルliさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2013/7/3 22:04
- ポエムマン
-
- コメント(0)
- 閲覧(0)
-
-
- 宇宙を見てみたいなと常々思っている。
宇宙を見ることが、僕の人生では何よりも幸福なことだからだ。
頭を固いものにぶつけた昔のアニメのキャラクターの頭の上は、決まって星がくるくる回っている。
ある日、あれはいったいなんの表現なのかと座りながら考え込んだ。
でもしばらくしない内に、宇宙のことよりも今のどが渇いていることの方が重要だと思ったので、まず立ち上がることにした。
その時だった。
僕は眩暈とともに、視界が世界の風景じゃない真っ黒い何かに支配されてゆく瞬間を見た。
残った世界の欠片がキラキラと眩しく光って、まさしくそれこそが、僕の求めていた宇宙だった。
きっとそれは間違えのない、確かなことなんだろうと思う。
僕が求めているものは、自身が求めようとして仕事をした時に現れる。
そうこうしてゆく内にたどり着く場所は、大抵求めていたものとは違う所にあるのだろうけれど。
それでも、仕事をしている時、苦しみとともに視界に現れる宇宙が、僕の心を必ず満たすだろう。
きっとそのうち、やり方が上手くなって、着地点も調整が効くようになってくるはずだ。
宇宙を見るんだ。
あの暗く深い未知の世界を。
- 宇宙を見てみたいなと常々思っている。