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- 2011/11/26 7:46
- 福島へワカサギ釣り
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- 今シーズン初のワカサギに福島へ。
言わずとも…の福島第一原発の福島である。
震災後、ワカサギへのセシウム等の影響が心配されたが国の検査結果の発表があり暫定的な基準値では安全との判断で漁協は営業を開始させたとの事。
個人的には十年程通った場所であるので常連の知人や友人の近況や顔見たさでの参加。
屋形船へ着くと知った顔がちらほら。
人によっては震災で甚大な被害を受けた知人もいた様だがまずは怪我や命を落とすといった事はなかった様で一安心。
釣りをしながら近況やこの湖のこれからを様々語り合った。
ただ気になったのは今年も放流を行ったと言う点。
あくまで個人的な見解で専門知識はない素人の一考えではあるがそれはどうかと…
飛散したセシウム等の放射性物質は藻などに付着しやすいらしく当然その藻をプランクトンが食べる。更にそのプランクトンをワカサギが捕食する。すると放射性物質はワカサギに蓄積され検査機関が調べたデータ通りの結果が出る。
当然ワカサギを捕食するバスなどもいるが圧倒的に食卓に近い魚と言えばワカサギがこの食物連鎖の頂点である。
ワカサギは長生きしてもおよそ三年の魚。
三年食べず放流せず網をかけ一度処分すればある程度は除去する事が可能ではないのだろうか?
そこに放流を繰り返しても汚染された魚、されてない魚を判断する事は我々には不可能である。
しかしワカサギ釣りはここで生活する人々にとっては冬場の貴重な現金収入であるのも事実、第三者が意見するのもどうなのかともおもう。
今日を生きるのか十年後笑うのか…
そうなると釣り人各個人の考えで行くのか行かないのか、食べるのか食べないのか…をよく考え判断すべきである。
個人的な考えとしては今まで人類が経験した事のない問題に直面し、誰も解決した事のない事例に対しての「暫定基準値」であるのでこの基準値が曖昧である以上「特に」まだ体が出来上がっていない(甲状せんが未発達)未成年(0~19歳)は口にするべきではないとおもう。
この問題は自分達で解毒も出来ない毒をコントロールしようとした怠慢が招いた人災であるとおもう。しかしその力で受けた恩恵もあるのも事実。
一日でも早く福島や隣県が本来の姿に戻りそこに育つ子供達に明るい未来がある様出来うる努力をして行きたい…
※あくまで一個人の見解です。
- 今シーズン初のワカサギに福島へ。