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- 2010/7/28 17:16
- 祖父のコト
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- 最近、ふと祖父のコトを考える時間が増えました。
私の祖父は、私が3歳の時に発作がきっかけで事故死しています。
だから、私が覚えてるコトなんて指で数えられるくらいの事しかないのﾃﾞｽ。
そのため、思い出すと言うよりは考えると言ったほうがしっくりきます。
なんで、18年も前に亡くなった祖父を今になって想うのか…。
私の祖父は
嵐の様な人でした。
それでいて、正義感の強い頑固者。
お坊ちゃん育ちの祖父は、戦争で全てを失っても、変わりませんでした。
自分の思ったように出来ると信じていたのです。
実際、そうして生きた人でもありました。
私が大きくなって祖母から聞く、祖父の数々の武勇伝からは
祖父の人となりが垣間見えます。
自分の正義に従い、思ったように生きた祖父。
たとえ、自分に不利益でも他人に従うのではなくて、自分の心に従った人。
大学の教授が、行き場を失いかけた私に、こう言いました。
「〇〇ｻﾝ、自分のなりたい様になれるんだからね。」
「Let it be.
思うまま、あるがままでいいじゃない。」
祖父は、自分のなりたい様になれるコトを知っていた人だったんじゃないかと、今になって私は思うのです。
頑固で、敵も多かった祖父。
でも、その頑固はいつだって人を守る為だったし、彼の正義を守るためでした。
18年たった今でも慕ってくれる人のいる祖父は、自分がありたい姿でいた人。
長年、ただ破天荒に感じていた祖父のコトを、
やっと、解るような気がした、
だから今、祖父の事、彼の生き方を、よく考え直しているんだと思います。
今年のお盆は、田舎に帰って、祖母と二人、祖父の思い出話に花を咲かせて、
祖父の墓前では祖父に、この事を報告出来たらなと思っています。
- 最近、ふと祖父のコトを考える時間が増えました。
