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- 2014/1/14 17:33
- 長男、がんばる
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先日日記に書いた、無気力な娘の無気力さを…
長男が踏ん張って少しだけ前に向かせることに成功した(´∀`)
娘、バイトで手にしたお給料で、かねてから欲しがっていたコピック(彩色ペン)をまとめて購入して、
慣れるためにサラサラッとイラストを描いて色をつけていた。
見るとはなしに長男はそこにいて、家族で談笑。
会話しながらも娘、さっさか色塗り。
ちなみにコピックはプロのイラストレーターや漫画家さんにも愛用者がいる、代表的な彩色用のペン。
油性ながら、濃さもにじみ具合も太さも、かなり自在に扱える。
みるみるイラストが鮮やかにたちあがり…
長男は真剣に見て言った。
「お前…上手すぎね?」
彼はお世辞が嫌いな性格だ。
目標を見出だせない妹の話は私から聞いていたため、真面目に話した。
「お前、それ何かの仕事に繋げろよ」
長男の友人に、アニメーターの仕事で家計を支えるお母さんがいる子がいた。
母子家庭らしい。
うちもそうだったから、母だけで家計を担うのがいかに大変か、子供たちはみな知っている。
なんせ市販のおやつなんて買ったり出来なかったくらいだ。
パートをかけもちして、月に3日ほどしか休みはなかった。
それが支えられる仕事。
しかもアニメーター。
話を聞く気持ちが湧いたらしい。
もちろん、技術ありきのこととわかっているが、
いつも「私なんてなんにも出来ない」と腐っていた娘に、久しぶりに目の輝きが灯った。
母の欲目だろうが、
娘の絵にはセンスがある。
私自身、描くことが好きで、美術部で描いて描いて、限界にぶつかった過去がある。
どうにもならないセンスがなんとなくわかる。
娘の色使いにはいつも脱帽していた。
小学生の頃からだ。
だから絶対口出しをしなかった。
身近で影響力がある母の意見は、せっかくの色を選ぶカンみたいな芽を摘む可能性があると思ったから。
彼女は基礎を積み上げるのには苦労するかもしれないが、
荒削りな中にある彼女らしさは守ってきた。
ちょっとだけ考え始めた娘を見守りたい。
長男には素直に感謝だ