‡夢寐‡さんとモバ友になろう！
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- 2012/1/6 11:15
- いつもながらの夢の日記、夢日記
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- 荒唐無稽な夢日記、ｷｬﾗ名は今考えた、一部内容省は略。
昔あるところに与平(仮名)という男がいました。
与平は、少しお気楽な性格だった。
ある日、与平は山にある小屋へと遊びにいきました。
与平が小屋で遊んでいると、しくしくと女の泣き声が聞こえましたので、誰かいるのかと、泣き声のする方へ歩いていきました。
するとそこには、大層美人で着物を着た女が涙を流して泣いておった。
与平はそれを放ってはおけず、どうかしたのかと尋ねてみたが、その女は助けて欲しいと泣くばかりで、一向に要領を得ることはできなかった。
動くこともなくただただ助けてと泣き続ける女を、今は何もできないと思った与平は、仕方なく帰った。
その帰り道、与平は、そのおなごのいた小屋から少し離れた別の小屋で女にであった。
女は、特に感情を伺えない瞳をしながらも、与平と少しばかり話をした。
村に帰って、与平は、村のことに詳しく心根の優しい剣術家の友人のじろへい(仮名)に相談した。
次の日、じろへいを連れて泣いてる女のところにいくと、女はまだ泣いており、その姿はじろへいには見えていなかった。
じろへいは、少し考えたあと、次はもう一人の女のいたところに連れていってくれと頼んだ。
もう一人の女の居た場所には、既に女の姿はなかった。
しかし、じろへいは、一つの場所を指差した。
与平がじろへいに言われた場所を見てみると一つの蜘蛛の巣があった。その前には、昨日会った女の姿、じろへいが言っていることを聞きつつ与平は女に語りかけた。
女は、自分が誰かは語らず、夜になると友達を襲ってしまうこと、そんなことはやりたくないこと、助けて欲しい、などを話した。
その日の夜、与平は、女の居た場所に行った。
するとそこには、泣いていた女も来ており、醜い化物に襲われていた。
与平はゆっくり近づき女と化物に、お前達を救ってやると言った。
どんなに醜い姿になっていても、お前は心優しい者であり、まだその心は持っているんだと語りかけながらゆっくり、昼間会った蜘蛛の巣に近づきその糸を解いてやった。
泣いてた女は蝶の化身、襲っていた女は蜘蛛の化身、蜘蛛の女は人の手により自らの巣にかかり、いつ自分が死ぬか分からない恐怖と憎しみから化け物になっていた。
蝶の女は蜘蛛の女を救って欲しくて与平に助けを求めていた。助けたあと、二人は、幸せそうな笑顔で、与平の前からすうっと消えた。
- 荒唐無稽な夢日記、ｷｬﾗ名は今考えた、一部内容省は略。
