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    • 2014/2/27 1:29
    • レビュー的な
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  • "アバター"

    • downyの2ndアルバム。


      他の作品と同様にタイトルのないこのアルバム。収録されている内容も8曲という少数ながら作品としての完成度は恐ろしく高い。

      一曲目「葵」。冒頭から闇の底に急落していくかのような深い喪失感を感じさせる。一聴するとエモーショナルな曲調も歪みまくったリフによって極めて不気味な音像として表現されている。

      二曲目「夜の淵」。地を這うようなドラム。靄のかかったようなギターリフ。水面下で蠢くベースの低音。ひたすら繰り返される同様のメロディーが聴き手を一種の催眠状態に誘う。

      四曲目「象牙の塔」。個人的にはこのアルバムのリードトラック的なものだと認識している。まさに狂気という言葉が相応しい。上手く言葉で説明出来ないが並々ならぬ嫌悪感と焦燥感が襲ってくる。変な例えだがサイレントヒルで初めてクリーチャーに出会った時のような感覚。

      7曲目「犬枯れる」。熱病に侵されながら床に伏しているような。深夜に目を覚まし朦朧とするような。不明瞭な音像の中にも芯の通った曲構成にこのバンドの確かな実力が感じられる。夜の部屋で明かりもつけずに聴いていたい。

      8曲目「月が見ている」アルバムのラスト。アルバムの中で唯一『光』を感じさせる曲。だがその光もどこか儚く頼り無い。この曲によってタイトルの存在しないdownyの2ndという作品は幕を閉じる訳だが、この後も終わりなく続いていく旅を暗示させるような諦めにも似た哀愁を感じる。


      久しぶりに聴いてやっぱすげーなと思ってレビュー書いたけど我ながらヘタい。文才プリーズ

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