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    • 2011/12/23 23:21
    • †×†サイス過去編①
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    •  父さんと母さんが流行り病で死んだ。町の大半が病に伏し、妹までもがかかった病だったが、すぐに治療法が発見された──だが、数人が間に合わずに逝ってしまった。父さんと母さんを含めて。


       妹が助かったのは不幸中の幸い──とは言い難かった。両親が死んだというのに、「幸い」なんて言葉は口にしたくなかった。


       でも、そんなことを言ってしまえば、「ならば妹も一緒に死ねばよかったのか?」と、神サマは言いそうだった。神サマというのは、本当に残酷だ。


       自宅の扉の前で、オレはただ座り込んでいた。レイナは両親の死に、ひとしきり泣いて、泣き疲れてリビングのソファーで眠っている。


       オレは妹が助かった喜びと、両親が死んだ悲しみが混ざり合い、どうすればいいか分からないから、座り込むことしかできなかった。


       ただ、そんな分からない中でも、一つだけ強く思っていたことがあった。


       自分は変わらなければならない。漠然としたものだが、その思いだけが強く響いていた。


       ──どうしたの? 座り込んじゃって──


       そんな時だった。オレがあの人と出会ったのは。女神というのは、この人のことをいうのかと思える微笑みを浮かべた、あの人に。


       これが、オレとオレの剣の師匠である女性の、出会いだった──。

       †

      emoji『リンク:小説>†×†(クロス・クロス・クロス)-OC-【Origin Cord】』
      ↑のサイス過去編。サイスと師匠の出会いデス。
      本編には出してなかった設定とかあったなぁ、と思って、ちょいと書いた。ついでに師匠のイラストも。

      ……うん、女神のようなって、駄目絵しか描けない自分にはハードル高すぎるわ、なに難易度高い設定つけてんじゃゴルァ←

      まあ、明日もまた続き書くかもです。

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