恋住さんとモバ友になろう!
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- 2011/6/27 8:28
- お好み焼き地獄
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- これは、大学の友達Hから聞いたお好み焼きに関する恐ろしい話である。
Hは、高校時代陸上部に所属しており、その仲間内でお好み焼き時間内食べ放題に臨んだことがあったそうだ。
順調に食べ進み、時間が残り少なくなったころ、ラストオーダーの連絡があった。
そこで、食べ放題のメニュー全てを五個づつ注文した。
そんなにたのんで食べきれるのか?と感じた方。
正しい考えだといえる。なぜなら、まさにそれがこの一件のテーマといえるからだ。
オーダーしたものが届いたのは、なんと終了10分前。
部活帰りで腹を好かせた血気盛んな食べ盛りといえど、お好み焼きに「焼く」という作業が入る以上、どう考えても時間が足りない。
そのうえ、店員は食べ切れなければ追加料金を払っていただくと言ってのけた。
いよいよ絶対絶命である。
彼らはとりあえず、全部一気に焼くしかなかった。
通常丸いはずのお好み焼きは、無理矢理すきまに押し込まれた結果異形な相を示している。
三角もあれば、四角もあり、なかにはなんと形容すべきかわからないものもある。
そして、当然無理矢理焼いたお好み焼きは混ざり合い、焼き加減も十分とはいえない。
なかでもたらこと混ざり合ったお好み焼きは、H曰くゲ○の味がしたらしい。
残り五分。
もはや食べきれる見込みはないと感じた彼らは、空になった弁当箱を取り出し、中に半生のお好み焼きを詰め込みはじめた。
弁当箱がいっぱいになってもまだ余っているため、ついには鉄板やテーブルのすきまに押し込んだという。
そうして、なんとかお好み焼きを「処理」した彼らは、もう当分そのお好み焼き店には足を運ばなかったらしい。
僕はこの話をファストフード店内でHから聞いたのだが、人目もはばからず抱腹絶倒してしまったことはいうまでもない。
~終~
- これは、大学の友達Hから聞いたお好み焼きに関する恐ろしい話である。