プーチンΩさんの日記

- 2008/10/5 19:10
- 探偵ガリレオ
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- 容疑者Xの献身を観てきた。原作を既に読んでいたため、期待はしていなかった。原作では、不細工で冴えない登場人物の役を堤真一にやらせたり、CMでチラッと見える雪山シーンなど（原作には無い）、マーケティングを最優先しているとしか思えなかったのだ。
  しかし実際本編を観ると、ハンサムな堤真一も彼の名演技でダサく見えてくる。松雪泰子も完全にはまり役だった。この辺りが、福山＆柴崎が越えられない壁なのか。
  映像もいー感じで、原作からバッサリ切られるようなシーンも目立たなかった。
  最終的なトリックはなかなか感服するものなので、原作は読まないことをオススメする。
  近年の邦画界にはまれにみる傑作と断言できる。