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- 2007/1/21 2:25
ジョジョ
~過去~
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- ?「人は過去を捨てることはできない…人は過去を拒むことはできない…」
ジョルダン「…お前は…」
俺…?
短い沈黙が訪れ…そしてフードを取った『ジョルダン』が静かに口を開く…
G・A・G「…そうだ…俺は『お前』だ…お前の一番の理解者…『ジョルダン・ジョバァーナ』だ…」
ジョル「…馬鹿な…有り得…」
G・A「『有り得ないことなど有り得ない…』分かるか…?実際に今…ここ…お前の前に『もう一人のお前』がいる…そのことを裏付けることは不可能だ…」
ジョニィ「この『過去の世界』には…おそらくもう一人の自分が存在するはずだ…確かにそう言える…だが可笑しい…ジョルダン君は『未来』から来た…」
G・A「…そう…『未来』から来たなら『違う世界』の自分は…ここには存在しないはず…20年以上前なら尚更だ…だがディアドールの『アナザー・ワールド』は…『その個人個人が見た過去』を映し出した『似た世界』…その幾多の『過去』が集まり連結してできた世界には…存在する…ベースを敷き(この場合はジャイロ達の過去)、ジョルダンの過去を『連結』させた…」
ジョル「…お前は…『G・A・G』の時…『紛争』の時の俺…なのか…?」
G・A「ああ…そうさ…昔…血を啜(すす)ったナイフは…新しいのに変えられるが…血を啜ったという心の傷は消えないようだな?」
ジョル「人の命という『灯火』を…いくつも消した…その傷を消せるわけはない…」
G・A「Exactry…クク…」
ジャイロ「人間を…何人も殺した…だと?」
G・A「そうだが?」
ジャイ「ならば聞こうか…お前は…お前達は一体何人の…人間を殺した…?」
G・A「クク…お前は今まで食べたパンの枚数を覚えているのか?」
ジャイ「…!!テメェ…」
ジョル「…待ってジャイロ…」
G・A「そうだ…他人の干渉は必要ない…」
ジョル「自分との…過去との『決着』をつける…ケジメをつけるときが来たか…」
G・A「俺は…この世界に『発生』した過去のお前…そして『アナザー・ワールド』の『ルール』に縛られた…『ルール』は主に一つだけ…【未来の自分を殺さなければ…死ぬこともできない】…だが殺せば…お前の『代わり』に『あちら側』に行けるのさ…ケジメをつけるぞ…未来と過去…お前の…そして俺の残りの『生涯』…そして『命』を賭けろッ!」次回、~命を賭けろ~
お待ち下さい。
- ?「人は過去を捨てることはできない…人は過去を拒むことはできない…」