奏豹√低№魂さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2010/10/26 13:51
- 前回からの引き続き
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もっとしっかり捕まえておけばよかったと後悔した。
君が礼央と別れて、俺達の前からいなくなった……
ちょうどその頃、お正月に帰国していた舞子と話し合って、俺達も別れた。
なぜ電話をくれないんだ、と、君を恨む日が続いた。
気がおさまらなくて……こんな話は嫌かもしれないけど、もう礼央達から聞いてるだろう?
近づいてくる女には、ほとんど全て、と言っていいほど手を出した。
俺の気持ちなんてわかりゃしない。
誰でもよかったんだよ。
そんなことをしていても満たされることはない、ということに気付いて
君のことも、会わずにいれば時間が解決してくれるだろうと考え初めていた矢先に、秀樹の結婚の連絡があった。
そしてその後また君と礼央が付き合い始めたと聞いて、それは地獄に突き落とされたようなショックだった。
どうしてこう、タイミングがずれてしまうんだろう。
最初の合コンだって、秀樹の結婚式だって、なんとかして行っておけばよかったと思うことが多過ぎる。
そしてやっと会えた君はまた、
礼央のそばにいる……。
でも、もう泣いたりしてないんだね。
見てれば分かる。
今の礼央は君を泣かせるような男じゃない。
正直礼央さえいなければ、と思ったこともある。でもそれは間違っている。
礼央がいなければ、俺は君とは出逢えない……
だから、祝福するよ。
でも、君に会ったことでこれまでの想いが
一気に溢れてきて、俺一人では抱えきれなくなってしまった。
一方的に話してごめん。でもこの間、強引にキスしてきたのは君のほうだ。
これでチャラにしてくれ。
ずっと忘れられなかった。
今でも君のことが好きだよ。
やっと、伝えられた」