井沢レイさんとモバ友になろう!
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- 2012/6/19 6:56
- 電撃文庫
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- 昨日、バイト終わった後に古本屋に行ったら、「半分の月がのぼる空5」が100円で売ってたから、買った。
一度読んだシリーズの為、5巻でも全然読めた。
で、「半分の月~」というシリーズは電撃文庫ってところから出版されてる訳だけど、最後の方のページに「電撃文庫創刊に際して」ってのがあったんです。
結構、電撃文庫の小説買ってたんだけど、そのページをちゃんと読んだのは初めてだったんですよ。
すごく良い事が書いてあるんですね!!
文庫出版の意味とか、時代性とか、
次なる文化の担い手の若者たちに確かな評価を得られると信じ、…
のくだりは普通に感動した。
ライトノベルってジャンルの原点ってここなんだなぁって思った。
そういう意味では「半分の月~」はハードカバーで出版する必要なかったんじゃね?と思ったりした。やっぱライトノベルだから「半分の月~」は面白いんだって。
面白いっていうか、泣けるんですよ。
あらすじを大雑把に言えば、「世界の中心で愛を叫ぶ」なんだけど。
執拗なまでの日常描写が(ラノベならではの)死っていう単語の重さを上手く現しているんだよなぁ。
村上春樹の「ノルウェイの森」で言っていた。
死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。
ってやつを地でやってるんですよね。
昔は十七歳の主人公に感情移入して読んだけど、今は周囲の大人目線で読んじゃう。里香(ヒロイン)の母親が良い人すぎだって。
思い出補正を度外視しても「半分の月がのぼる空」は名作。
- 昨日、バイト終わった後に古本屋に行ったら、「半分の月がのぼる空5」が100円で売ってたから、買った。