たぺち★★さんとモバ友になろう!
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- 2013/7/4 12:14
- 魔法にかけられて
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- マリコの手は、そう、まるで魔法の手だ
彼女の魔法で私はすぐに絶頂に達する
「ウフフ、じゃあここはどう?」
うああ、そこもすごくいい
まるで魔法のようだね
「あなただってそうよ。何度出しても魔法のように復活するんだもの。異常よ、ソレ。
でももう魔法はおしまい。
お時間です。延長なさいますか?」
いえ、大丈夫です
マリコはあからさまに安堵の表情を浮かべる
そのそっけない態度に私の下半身が再び熱をおびはじめたが店員に事務的に追い出された
店を出ると冷たい木枯らしが吹き付けてくる
魔法はとけて幸せの余韻も儚く消えていく
コートの襟を立てて歩く
片足は裸足だ
マリコが見つけて持ってきてくれないだろうかと店の前に脱いできたのだ
もう20足目だろうか
私はシンデレラのよう、いや、これではチンデレラかな
コートの中は裸である
これは趣味だ
獲物を求めて夜道をさまようと興奮するのだ
コートの襟以外のモノも立て
冬の夜道を
私は歩く
- マリコの手は、そう、まるで魔法の手だ