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- 2013/6/16 22:00
- [半ネタバレ注意]リアル見てきた その1
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- 犯人はルーミィ(挨拶
リアルっていう映画を見てきた。
本当は友達が「図書館戦争が見たい」と言うのでついていったのだが、映画館について上映しているもの一覧(タイトルだけ)をまず見て。
「首長竜・・・面白そうだな」
「あれじゃね、なんか太古の森を探検するとかそんなヤツ?」
そう、私も友達もリアルの前知識0。
首長竜という文字だけに躍らされて急遽見る映画変更。
入ってみると客は私と友達の二人だけ、上映直前になっても人が入ることはなかった。
「やべぇ貸切www」
「間の席にポップコーンおくべwww足投げ出して座っててもおこられねーわw」
VIP気分で好き勝手する私たちをよそに映画は勝手に始まった。
しかしその内容は私たちが想像していた物とはまったく別のものだった。
ジャンルとしては何と言っていいのだろう・・・ホラーが一番近いかな。
アクションのあるホラーではなくて日本の怪談的なものを近代的にして作ったというような感じだろうか、基本的にBGM無しの無音な世界。
意識不明状態の彼女(妻?)の精神世界に入って彼女を連れ戻すという内容。
現実世界で主人公が車で街中を移動する時に周囲がやたらぼやけ、車の動きにスピード感がなく「下手な合成だな」と思ってしまうかもしれませんが、実は伏線。
精神世界では相手の考えることが精神世界で実現することができ、相手がグロテスクなものを考えればそれがその世界の中で実際に現れたりする。
彼女がホラー漫画の作家で、漫画を描くことばかり考えているのでホラーだらけになります。
いきなりグロイ死体が現れたり、ゾンビが現れたり・・・もしまだ見てない人で見に行く人でそういうのが苦手な人は注意。
グロを見せられた後に、その精神世界への行き来をさせている医者から「現実でも同じような幻覚を見るかもしれません」と言い「これからも急にグロでるのか」という意識を見ている側に与えて置くという典型的な刷り込み。
そういった意識を持たせておきつつ、曲がり角や物陰の先をゆっくりと映していく事や、主人公の顔をアップに映すときにやたらと背後の空間を大きく取って何か来るのかと思わせたりという所も典型的なホラー映画の手法である。
つづく
- 犯人はルーミィ(挨拶