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    • 2010/2/3 10:52
    • ◆小説「新・人間革命」[学光6]
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    • ◆小説「新・人間革命」
      2月2日
      [学光6]
       世界で最初の通信教育は、一八四〇年にイギリスのアイザック・ピットマンが行った、速記の講座といわれている。この年にスタートした郵便制度を利用したものであった。
       語学教育の通信教育が始まったのは、一八五六年であった。ドイツの言語学者グスタフ・ランゲンシャイトが、自分で学習できるようにした、語学の通信教育教材を出版し、大きな反響を呼んだのである。
       日本における通信教育は、遠隔地などにいて通学できない人を、「校外生」として受け入れ、講義録を送ったことが、その始まりとされている。一八八五年(明治十八年)には、中央大学の前身である英吉利法律学校が、翌年には早稲田大学の前身である東京専門学校が、講義録を頒布している。
       しかし、多くの人びとに学問を広めるという理念に基づいてはいたが、添削指導や試験は行われなかった。
       そのころ、諸学科の添削指導や試験も行う通信講学会が誕生する。この会では、家政学など、女性を対象とした通信教育も実施するようになる。
       牧口常三郎も、一九〇五年(同三十八年)から三年ほど、通信教育に携わってきた。
       当時、高等女学校で学びたいという女子を、受け入れる学校が不足していた。そこで、牧口は、大日本高等女学会を創立し、高等女学校の教育を授ける通信教育に取り組んだのである。それは『人生地理学』を発刊した一年半後、三十三歳の時であった。
       女子に学問は不要であるというのが、当時の風潮であった。そのなかで牧口は、“好学の心”を抑えつけてきた時代は過ぎ去ったと断言し、こう訴えている。
       「女子教育の勃興は全く時勢の進歩に伴ふ当然のことにして固より慶すべく、国民の半数を占めて男子と共に国家を形造る女子の教育思想の斯の如くなることは寧ろ其遅かりしを憾むべきなり」(注)
       女性を、民衆を、賢明にすることが、社会の繁栄を築く、根本の改革となるのだ。

      【聖教新聞】転載

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