デトワール★さんとモバ友になろう!
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- 2008/4/24 21:24
- 私の正体はイングランド人?
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- 昼食に、同僚五人と一緒にレストラン
へ行きました。
私たちは柔らかい陽射しに包まれて、歩道を歩いていました。歩道の端には
が整列し、静かに息づいています。宙ではその花びらが舞い踊り、路面は薄桃色のカーペットと化しています。林立するビルの細長い影が、車道を横切っていました。
さて、レストランに到着して食事を始めると、マドモワゼル・エリュアールが訊いてきました《ちなみに、ミスター・ページも一緒です。彼、必死に土下座して謝ったらしいです》。
「グリモワール《私のニックネームです。私の趣味が、オカルト、グラン・ギニョール、手品だからそうです。だからと言って、悪魔辞典の名前にしなくても……》、なぜあなたの英語はアクセントが強いの? ページよりもなまってる」
私はハンバーグステーキを口に入れる寸前でした。で、フォークを置いて、ミスター・ページに訊きました。
「ページ、僕の英語はなまっているかい?」
「そうだね、パウルスとポールみたいになまってる(?)」
これは、ラテン語と英語の違いなのですが、口出ししませんでした。ミスター・ページは続けました。
「君の使う英語はねえ、典型的な市民階級の英語だね。発音の仕方からすると、リーズとかで使っているやつかな? たぶん、サミュエル・ジョンスン博士も認めるような英語だね」
「例えば?」
「そうだね~」
ミスター・ページはこめかみに指先をあてがって、
「前にルイーズ《マドモワゼル・エリュアールの名前です。さすがにミドル・ネームは明かしません》が、"How would like your coffee?"って訊いた時、"With with"って言ったろ? あれね、上流階級なら、もう少し婉曲に言うね。ピューリタンはどうか知らないけど」
その後も話は続いたのですが、ミスター・ページ曰く、私の英語は日本で言う《田舎なまり》だそうです。しかも、私の正体はイングランド人らしいです……前者は分かるにしても、後者は何を意味しているのか? 支離滅裂にもほどがあります……
《本日の一言・ラテン語》
Amor ex oculis oriens in pecutis cadit.(愛は目から誕生し、胸へ落ちる)
- 昼食に、同僚五人と一緒にレストラン