流雅さんとモバ友になろう!
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- 2010/3/2 23:04
- 夢の時間 2
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- ご無沙汰していた「夢の続き」の続編です。
翌年、再びパーティーの企画が持ち上がった。
すでに昨年を上回る180人の予約が入っていた。
去年のパーティーだけだったはずだったのに、参加者からの声が思った以上に多く集まって、再び開催となった。
他にプレゼントとして配った70年代~80年代の洋楽のバラードを集めたカセットの反響が多く集まった。
「今年もあのテープの第二弾があるんだよね?」の声に
「その予定です」と友人が快諾していた。
そのカセットは僕が個人的に作って車で聴いていたものだ。第二弾なんて考えてもみなかったのだ。
あまりの急な話に慌てた僕は自分の家にあるCDを引っ張り出し、カセットの作成に取り掛かった。
それが思ったように作れず、パーティー開催の一週間前までかかってしまったのだ。
元々、自分が好きなように並べて聴いていたもので人に聴かせる為に作ったものではない。
しかし、それが人を感動させるなんて思ってもみなかった。
それが大きなプレッシャーとなり、僕を悩ませた。
その年はパーティーを楽しむよりも、そのカセットがどんな風にみんなの納得したものになっているか心配で仕方がなかった。
結果…みんなの反響は去年以上となった。
そして、それから僕がパーティーの企画から抜けるまでの三年間あまり、カセットの作成をする事になったのだ。
配られたカセットの総数は全シリーズで2500本以上となった。
あれから15年が過ぎた2007年、そのテープのベスト版の企画が持ち上がった。 配布されたテープをいつまでも大切に聴き続けている人が多くて、中にはテープが劣化して切れてしまった人たちもいた。そういう人たちのリクエストが多く集まって企画が持ち上がったというわけだ。
続く
- ご無沙汰していた「夢の続き」の続編です。