流雅さんとモバ友になろう!
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- 2010/1/22 18:33
- 後悔先に立たず
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- 「夢の時間」の続きはまた後日。
これは僕にとって一生、後悔していくことになるだろう。
数年前に母が亡くなった。
その母に嫁さんを会わせることもなく、孫を抱かせることも出来なかった。
母が健在な頃、いつかはいなくなる日が来ることは想像していたけれど、元気な母を見ていた頃はこんなに早くその日がやってくることなんて想像もつかないで僕はいい加減な生活を繰り返していた。
いい歳して、よく、冗談まじりで母に抱きついた。
母は「もう!ええ歳して何をしてんのや」
なんて、照れくさそうに払いのけてた。
マザコンって言われそうだけど、僕にとっても家族にとっても母の存在が大きい。
母は子供の頃に戦争を体験し、姉2人を産み、高齢出産で危険だとわかっていても周りの反対を押し切り「この子は産む」と僕を産んでくれた。
そのおかげで今、こうして僕は存在する。
母から受け継いだ教えや血は我が子へと受け継がれている。
ご両親がご健在のみなさん。「孝行したい時に親はなし」と良く言われてますよね?ほんとに、ほんとにそうなんですよ。
口うるさくウザイって思う時もあるだろけど、大切にしてあげて下さい。人の命はいつ何時、なくなるかわかりません。
突然、明日にはいなくなるかも知れません。
いっぱいいろんな話をして、今まで聞けなかったこと、今まで言えなかったことを聞いてみて下さい。
たまに僕のように冗談まじりでも良いから、抱きしめて自分の親の体温を感じてみて下さい。
きっと、他の誰よりも温かいものですから。
自分が幸せな姿を見せてあげて下さい。それだけで充分なんですから。
僕は結局、母に何もしてあげられませんでした。その後悔はみなさんにして欲しくありません。
時折、僕はたばこを吸いながら夜空を見上げては母に語りかけています。
人には見せられない姿ですけどね
そしていつも
「母さん。ありがとう。」という言葉を夜空に向けて囁いて眠りについています。
- 「夢の時間」の続きはまた後日。