流雅さんとモバ友になろう!
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- 2010/1/11 7:08
- 海のオーロラ
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- ノースショアへ向かうパイナップル畑の道をハワイの日射しと風を受けオープンカーで走っていた。
緩やかな坂道の向こうにはこれから目指すノースの海がきらきらと光っている。
昨日の神様の出会いのシーンが頭から離れない。大量の水しぶきとともに消えていった姿は言葉に表せないほどに迫力と偉大さを残していったのだ。
再び、あの偉大な姿を見れる時が人生の中であるのだろうか…
そんな期待を胸に神様が住む海へと向かっていた。
海に潜るのも今回で4回目。慣れた手つきで機材を背負い海へダイブ♪
息をゆっくりと吐きながら静かに下りてゆく。
海の底は深い蒼…聞こえる音は水と泡の交差する音だけ。
世の中にある一番綺麗な色ばかりを集めて創ったのではないかと思ってしまう魚たち。
ゆっくり、海の底へと降りていく。
途中で上を眺めると今乗ってきたボートがゆらゆらと水面にゆれて見える。次々と海へ降りてくる仲間たち…その背面から波に揺られた太陽の光が射し込んでいる。
海のオーロラだ
ゆらゆら揺れる光の帯が海の底へと広がっている。
自然が創り出した大いなる息吹きに色とりどりの魚たちと友人たちが包まれていた。
そのはるか向こうから黒い影の集団が見える。直線的にこちらへ向かっているのがわかった。
マンタの集団
マンタは音もなく怪鳥のように悠然と翼を広げて飛んでいるかのように泳いでいる。
そして彼らは僕らの横を通り過ぎ海のオーロラの向こうの深い蒼へ消えていった。
当たり前のように人間社会で生きてきた僕はハワイに来て、人間というものははるかに小さな生き物なのだと思い知らされた。
あれから数年が過ぎ、今もなお僕の記憶から離れず、鮮やかに残っている。
- ノースショアへ向かうパイナップル畑の道をハワイの日射しと風を受けオープンカーで走っていた。