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- 2010/2/9 21:53
- 良き理解者、逝く
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- 6日朝、愛知県豊橋市に住む叔母（母のすぐ下の妹）が亡くなった。享年77歳。
俺の住む埼玉と愛知県豊橋市、遠いのでたびたび会う機会などはなかったが、電話で話す機会は多く、子供の頃からかわいがってもらった。
叔母は、俺の良き理解者でもあった。
俺の病気のこと、仕事のこと、家のことなどをよく理解してくれて、何かとトラブルの多い我が家の愚痴もよく聞いてくれた。
叔母と前に会ったのは、もう10年くらい前になるだろうか。
一昨日、豊橋の葬儀ホールで面会した叔母の亡骸に、当時の面影は全く無くなっていた。
源病のS状結腸ガンが全身に転移していたこともあり、ふっくらとしていた顔や体は骨と皮だけになり、黒く染めていた髪は真っ白になったうえ抗がん剤で抜け落ちていた。全く実感がわかなかった。
祭壇に飾られた遺影に使われた写真は俺の思っていた叔母ちゃんのイメージそのものだった。
遺影の写真を見たとき、涙があふれ出て止まらなくなった。親父の葬儀ときでさえ涙なんか出なかったが、遺影とのあまりのギャップ、良き理解者の死を実感し、感情が抑えきれなくなった。
告別式のときの、司会者の泣かせ文句もより一層俺の涙腺を刺激した。「これ以上泣きたくない！もうやめてくれ！」といわんばかりの泣かせ文句だった。
俺を心から思ってくれ、心配していてくれた叔母ちゃん。どうか、安らかに…
- 6日朝、愛知県豊橋市に住む叔母（母のすぐ下の妹）が亡くなった。享年77歳。
