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    • 2016/7/14 10:47
    • 宮永姉妹小説
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    • 不満を顔に出しつつ、学食に向かうために本をしまう。
      ま、仕方ないから付き合ってあげますか。

      咲「はい、レディースランチ」

      京太郎と友人Aが待つテーブルへランチを運ぶ。
      美味しそうではあるが、どうしても食べたいという品とは思えない。

      ということは、自分と食事をするのが主な目的だったに違いない。

      少しだけ顔をほころばせていると、友人Aから冷やかしの声がかかる。

      A「咲ちゃんはいい嫁さんだなあ」

      内心まんざらでもないが、とりあえず定番の反応を返す。

      咲「中学で同じクラスなだけですから!嫁さん違います!」

      京太郎「真っ向否定ですか…」

      それを聞いた京太郎がわりとショックを受けてそうな顔をしているので満足である。
      友人Aは「はいはい、ごちそうさま」とでも言いたげな顔で別の友人たちの輪に入って行った。

      食事は、いつもの場所に向かうついでにパン一つで済ませたので、私は読書に耽ることになる。

      時折京太郎の様子を伺うが、目があったりはしない。
      もしかしたら、こいつは本当にレディースランチが食べたかっただけなのかもしれない。

      本から目を離して注意深く見てみると、何やら携帯をいじりながら食事をしているように見える。
      お行儀が悪いので注意しよう。

      咲「…メール?」

      京太郎「いや、違う」

      まあ、それが何であれ、お行儀が悪いことに変わりはないので注意はするのだが。
      京太郎が画面を見せて来たので、一応見てみることにする。

      …嫌なものが見えた。

      咲「…麻雀?京ちゃん、麻雀するんだ?」

      まあ、他人に自分の麻雀嫌いを押し付けるつもりもない。
      ともすれば嫌悪がにじみ出るのを抑えて、冷静に尋ねる。
      これは、お行儀が悪いのを注意するどころではなさそうだ、おそらく、軽いじゃれ合いでは済まず、本気の嫌悪をぶつけてしまう。

      軽く話を合わせるだけにしよう。

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