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    • 2016/7/14 10:43
    • 小説
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    • そう呟いて、本をカバンから取り出すと、視界に人影が映る。

      何の気なしに人影に視線を移した私は、息をのんだ。

      ――そこには、モデルさんみたいな綺麗な少女がいた。

      彼女は、私を気にかける様子もなく、旧校舎に向かって歩いて行った。

      清澄高校では、女子は学年ごとに異なる色のスカーフを着けることになっている。
      少女は、自分と同じ赤色のスカーフを巻いていた。

      咲「あれで同じ一年生かあ…」

      容姿にコンプレックスがあるわけではないが、同学年にあれだけの美少女が居ると流石に思うところがある。
      宮永咲は、普通の女子高生なのだ。

      ?「咲ー!」

      咲「京ちゃん…」

      京太郎「よっ、学食行こうぜ」

      彼は須賀京太郎、クラスメートだ。
      昼休みに自分がここに居ることを知っているのは、彼と姉である宮永照ぐらいのものである。

      中学時代からの友人でもあり、それなりに親しくしているため、彼との関係をからかわれることも多い。

      咲「これ、今日が返却日だから読まないと…」

      京太郎「学食でも読めますよ?」

      …このとおり、多少図々しいところがある。

      とりあえず、不満を顔に出して抗議する。?
      京太郎なら、これだけで、強引に誘った場合に自分がどの程度の抵抗をするか分かる。

      今回は、彼の言うとおり学食でも本は読めるため、抵抗の度合いは弱め。
      納得できる理由を提示できるなら付き合ってもいいと言ったところである。

      京太郎「日替わりのレディースランチがめちゃくちゃ美味そうでさ、どうしても食べたいんだよね」

      手を合わせて私を拝むようなしぐさをしながら理由を告げてくる。

      咲「そのためだけに食事に誘うって、どうなの?」

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