けにぃー☆さんとモバ友になろう!
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- 2011/3/20 1:07
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(写真5)
すると農園ホッコリーナは20~30代の大人の女性ユーザーに支持されるタイトルとなりました。山口氏によれば「農園ホッコリーナのユーザーは忙しい社会人層。仕事の合間に携帯を開いて可愛い動物や植物を育てて息抜きしたいと思っている。比較するべきは他社のゲームではなく紅茶のようなもの」とのこと。当時は社内にもゲームを多機能化し“やりこみ要素”を強化した方がいいのではないかという意見も多かったそうですが、山口氏曰く「ゲームの難易度にやりがいを見出すのは男性的発想」で女性ユーザーのニーズと乖離しているのだとか。
(写真6)
こうして女性目線で開発を進めていくうちに徐々にデザイン面でのリアルさも薄れていき、現実には無いファンタジーなアイテムが増えていきました。しかしこれも「農園ゲームであることをやめた」農園ホッコリーナの世界観にマッチし、より個性を出しやすい農園作りが可能となりました。この点でも山口氏は「女性は作物や動物の可愛らしさに引かれているのであって農業シミュレーションを楽しんでいるわけではない。例えば作物が病気になるなど自分の努力が無駄になるのはもってのほか。農業のリアルさを追求するのではなく、可愛さ最優先でファンタジーもアリ」と女性向けタイトルであることを強調しました。
(写真7)
こうして完全に女性向けに振り切った運営を続けた結果、遂に農園ホッコリーナは女性ユニークユーザー数で怪盗ロワイヤルを越えることとなりました。また副次的に40代男性のユニークユーザー数も増加。男性と女性ではソーシャルゲームの合う・合わないの違いも明確であることが分かりました。
そして後半、山口氏は女子ゲーにとって大事な要素を紹介。
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