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- 2011/1/14 12:58
- 辞書:適応障害について②
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- 5身体的愁訴を伴う適応障害
疲労感、頭痛、腰痛、不眠などの身体症状が優勢。
6引きこもりを伴う適応障害
社会的ひきこもりが優勢。
適応障害の治療は、まず原因となっている心理社会的ストレスを軽減することが第一です。環境要因を調整し適応しやすい環境を整えることや、場合によってはしばらく休職、休学して休養し、心的エネルギーを回復することが必要です。また、心理的葛藤に関してカウンセリングを受け混乱した情緒面の整理をすることや社会適応へ向けての心理的援助を求めることも大切です。そして、不安を主とする場合は抗不安薬、うつ症状を主とする場合は抗うつ薬の服薬など、それぞれの病型に応じて薬物療法が必要な場合もあります。
生活上の注意・予防としては、新しい環境に適応するためには相応の心的エネルギーを使いますので、適度の休養をとったり、気分転換にこころがけたり、日頃からストレスをためないような生活を工夫をする必要があります。また、適切な相談相手をもって一人でくよくよ考えないことや、人といかにうまくつきあい、その中でいかに自己実現するかというソーシャルスキルを身につけることも大切です。
- 5身体的愁訴を伴う適応障害