♪♪シロクロさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2008/3/3 20:30
- 突然の訪問者2
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- 慌てて二匹の体を調べた。へんだなぁ・・・
どこにも外傷はなかった。
気になりつつも、いつも通りにミルクをやろうとした。
クロはいつも通りに飲んだ。でもシロが飲もうとしない。
やっぱりシロに異常があるんだと思い、もう一度よく見た。
・・・・
原因は血尿でした。
内蔵が悪いのかなと思いつつ、大事ではないことを祈って獣医のところに連れて行った。
以外にも検査はあっさり終わり、先生に容態を聞いてみた。
すると先生は『この子は産まれた時から内臓がおかしくて、もともと長生きできない体ですね。手術しても体が小さすぎて耐えられないので、見守ることしかできません。』てさ。
へー
・・・
へーじゃねーよ獣医なら何とかしろよ
って思いつつも、その言葉を心にしまって小さなシロをまた自宅に連れ帰った。
それからはまた自分が嫌いになった。
いつも通り元気にミルクを飲むクロとは対象的に動くことがほぼなくなり、ただジッとしているシロ。
血尿が止まることはなかった。
ジッとして動かないのはずっと痛みに耐えてるからか?
おまえはもう泣く元気もないのか?
拾ってきたときは見分けがつかなかった二匹が、ほんの二、三日で一目で見分けがつくようになってた。
よく動き回るクロを見ることでシロの体の悪さが嫌ほどわかった。
結局何もできないまま、シロは死んでしまった。
でも、シロはよく頑張ってた。ずっと横になったまま動かなかったシロが、死ぬ1時間前に一度だけ自分の力で立ち上がっていたんだから。ずっと血を流して貧血で意識もあまりないはずなのに、頑張って生きようとしてた。
せっかくこの世に生まれたのに、楽しいことを知らずに痛みだけを知って死んでいったシロ。
こんなことなら生まれてこなければ良かったね。何もできなくてごめんね。
シロが死んだ日、何もする気が起きなかったから一人で車でブラブラしていた。
二時間ほどして家に帰ると、母の友人が来ていた。
母から話しを聞いたんだろう、その友人は俺に『子猫ちゃんのこと残念だったわね』と、ごく普通の言葉を言った。
でも俺にとってはその言葉が悔しくて悔しくてしかたがなかった。
『シロの頑張りを残念の一言で片付けるなよ』
って思った。
悔しくて涙が出てきそうになったから、自分の部屋に急いで逃げた。
誰も悪くないから悔しくてもぶつけるとこがなかった。
- 慌てて二匹の体を調べた。へんだなぁ・・・