ひまにゃんさんの日記

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- 2019/12/9 20:47
- クリスマスにペットを買わないで　其の三
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- 皆様、当方の日記をご覧頂きありがとうございます。「鬼カワイイ」引き続きペットが並ぶペットショップの裏側をレポしてまいります。
  
  前回の記事で「売れ残った子はどうなるの？」というご質問を頂きました。いや～、実に的確なご質問です。靴の箱かい？とツッコミを入れたくなる「箱」にワンちゃん猫ちゃんを押し込めて、競りにかけ、小売業者へと届くなんて普通は思いませんよね。
  
  ええと、最近は陰りが出始めているとはいえ、全国で８５万頭の犬猫が流通しているとのことです。これも大量生産、大量販売のなせる技。ペット販売だけで、売り上げ１０００憶円。ペット関連産業（獣医師及び製薬会社、トリミング、ペット用品販売、ペットフード産業などなど）ではなんと１兆円から１兆５千億円の売り上げだそうです。
  
  話がそれましたが、それだけの「売上」があるにも関わらず、「売れ残った」犬猫は、ペットショップや繁殖業者の依頼を受けて犬を引き取っている「引き取り屋」というところに持ち込みます。引き取り屋は、犬猫が息を引き取るまで「ケージ」に入れておくだけです。不衛生な状態でも構いません。たまに売れそうな犬猫がいれば売るし、さらなる繁殖で儲けることもできます。
  
  平成２４度の動物愛護法改正で保健所が業者からの引き取りを拒否することができたのですが、あらたな商売もまた発生したという訳です。
  
  動物は人間を選べない、どの人と関わるかによって、その運命を大きく変えられてしまいます。動物たちに罪はありません。
  
  「物」ではない「命」、その「命」を繋いでくれている方々に今日も感謝の一日でした。