ルイネ＊さんとモバ友になろう！
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- 2011/6/1 11:21
- 雨音をききながら
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名残りの薔薇の群れに 雨は降りやまず。
続く雨は ときにしたたかに、ときに秘めやかに。
空に向けた花冠は日を知らぬまま褪せていき・・・
花芯に受け止めた雨に、わたしの可愛いカクテルは甘い香りを溶かしてしまった
お前たちは 濡れているより香りに包まれていたかっただろうか
ごめんね、それでも私は雨を愛するよ。
目に映るどこもかしこも、小さな光を留めて艶やかに光っている
雨音に心を刻まれるのは、心地よいこと
潤んだ空気で胸を満たして 淡い憂いも 美しく映る
あじさいのつぼみはまだ 幼く かたくななのに、もう梅雨入りだという。
この雨が少しづつ 染めていくのだろう。
つぎの季節の訪れを 耳元でささやきながら
