デビルさんの日記

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- 2022/3/9 3:35
- 戦争とは何か
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- 今日、初めて理解した。
  理解と言っても、言葉の上での理解ではなく、心の上で理解した。
  その為、忘れない内に書き込みたいと思う。
  人は、常に、自身が正しい、自身が正義と考え、活動する生物である。
  故に、小さな揉め事は、毎日起こっている。
  この揉め事の解決策は、常に力ある者が正しい、力ある者が正義として、解決されてきた。
  それが、例えけして正しくなくとも、けして正義ではなくとも。
  では、力ある者同士が、自身の正しさ、自身の正義を貫いたら、どうなるのだろうか。
  どちらも、けして、全く譲歩案が無かったら、どうやって、自身の正しさ、自身の正義を、貫けるのだろうか。
  それは、意外な形で解決されてきた。
  言葉ではなく、暴力である、武力とも言う。
  そもそも、お互いの思想も、お互いの正義も、全く噛み合わないのだから、最早暴力と武力でしか、解決不可能なのである。
  では、国家間では、どうか。
  当然ではあるが、国家間では更に拗れる。
  だから、条約や国際ルールが作られた。
  だが、如何に協議の椅子を用意出来ても、人間の本質は変わらない。
  譲歩案のない正しさや正義は、永遠に噛み合わないのだから。
  そこで、ここに来て、最後の対話ツールが使われる事になる、兵器と戦争である。
  銃弾は分かり合えない人達に、直接当たる事で、初めて理解させ、解決策となる。
  相手が死ぬ事で、初めて解決する。
  銃は常に、こう言っている、貴国の正義は間違っていると、つまりノーと。
  そして、お互いに、ノーを突き付け、双方に甚大な被害をもたらす。
  分かり合えないから撃つ、分かり合えるまで、何時までも、撃ち続ける。
  そして人が死ぬ。
  爆弾は叫ぶ、ノーと、そして建物ごと人を殺戮する。
  ミサイルは叫ぶ、ノーと、一帯を業火で焼き、人を殺戮する。
  殺戮兵器は叫ぶ、ノーと、都市丸ごと壊滅させ、人を殺戮する。
  戦争とは何か、戦争とは正義と正義の衝突である。
  言葉の通じない者同士の最後の対話ツールである。
  そして最後の外交手段である。
  最後になるが、何故譲歩出来ないのか？
  何故、相手の手を握れないのか？
  何故、相手の正義を受け入れられないのか？
  それは、答えは一つである。
  自身の利益にならないから。
  だから、人は相手を殺し続けるのである。
  自分自身の利益の為だけに。