∑虹雫さんの日記

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- 2011/3/27 21:49
- 続３
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- 何故だろう
  確かに熱はひいたみたいだけどその他の症状(喉痛、食欲不振、息苦しさ)には全く効果を示さない。更に言えば熱を下げるせいで汗のひとつも出ない･･･
  
  これ･･････全て漢方薬？
  
  僕が愛用するプレ○ールだってまだましな働きをするというのに、医師の診断(しれん)をじっくり受けて授かった言わば仙豆(センズ)はその力を発揮する事なく体内にのさばっている！
  
  腹に何も入れてない為効果は強いハズ･･･副作用のみ！
  
  溺れるものは藁にだってすがるらしいが、まさにこれは藁だ。
  だがこのまま泣き寝入りして人生を悲観し生きる気力を失い過去の自分の過ちを神にざんげしようと事態は変わらない。
  
  そこでふと昔、風邪は専門外のある病院にて僕が風邪気味なのを見てついでにくれた薬が残っているのを思い出した。
  記憶をたどればこの薬は確か、予想以上に効き１、２日で治ってしまい３日分まるまる余ってしまったやつだ。
  
  一瞬、こんなに薬飲んで効くのかなと疑心がよぎるが、効くも効かないも漢方薬だし体の負担も少ないだろう･･･何より藁を掴んでいても助からない、せめて根をおろしている雑草くらいは掴みたい一心。
  
  ･･･顆粒の漢方薬は嫌いだ･･･口の中で水に溶けやすく広がり易い。上手く飲めても、後から潜んでいた残党がひょっこり舌の上に乗るとどんな幸せな時を過ごしていても顔を歪ませる程苦い。それが藁を掴む程の状況だからなおさら辛い･･･逆に言えば藁を掴む程だからこその状況なのだが。
  
  藁はさておきその漢方薬を一気に飲み干し、続けて５種類の薬も一緒に飲み重い体をベッドに横たえ効果が現れるの待つ。
  
  んん･･･さっきとは明らかに違う体の変化を感じる。この薬が劇的に効けば病院で貰う薬はこれ一択で済むなぁなんて安い考えを見抜いたのか、所詮は漢方薬。前に貰った時の風邪は外傷で言うなれば転んで筋を違えた程度。今回のは複雑骨折･･･漢方薬では治らない。
  
  しかし体調の変化は感じる！この流れに便乗して飲み物や栄養ドリンク、ビタミン剤冷えピタなど多少の準備をし机に並べた。
  
  まず栄養ドリンク･･･喉が痛すぎて飲めない！病中病後と書いてあるのになんて欠陥商品だ！そこである必殺技を編み出した。【扁桃炎】喉が痛むのはそこが膿んでいて炎症を起こしてるからで、要はそこに触れない飲み方をすれば良い。喉の太い骨をリンパ辺りから持ち上げるように掴み刺激物から遠ざけるのだ！
  
  ―続くー