黒牧師さんの日記

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- 2012/2/25 6:21
- 母の命日
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- そう、あれから、もう八年が経つんだなぁ～。母は胃癌、心臓の解離性大動脈溜(石原裕次郎と同じ病気)と大病を頑張って乗り越えたが、退院と同時に痴呆症の発症。時同じくして俺と一緒に母を支えてきた父親までが過労による脳梗塞が原因で痴呆症を発症。母親とは違い、物凄いスピードで進行、あっと言う間に要介護５の重度の痴呆症でした。俺はそんな両親を抱え毎日が暗闇の中、ゴールの無いマラソンをしている様でした。八年前、両親のヘルパーから連絡が有り急いで実家に駆け付けると母はコタツの中で亡くなって居ました。そんな母を何も理解出来ない父は一生懸命に、みんなに、お茶を入れろと起こして居ました。俺はそんな父を抱き寄せ冷たい母を抱き上げ涙が止まりませんでした。それから特別養護老人施設で俺の名前も忘れてしまった。父親の介護が始まりました。この日記には長くて書ききれ無い位大変でした。妻が俺を本当に一生懸命に支えきってくれました。そんな父も四年前に他界。今朝、ふと妻の寝顔を見て、あの時、俺を支えきったとは思えない、妻の可愛いらしい寝顔。普段は天然の妻ですが、ここ一番と言う時は最強の妻。亡き母が巡り合わせてくれたと感じます。