クリームパイさんとモバ友になろう!
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- 2010/5/17 11:53
- ファイナルファンタジスタ
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あー、何て説明しようか。只今、大ピンチざんす。
仕方ないので、ザクッとこれまでの出来事を思い出してみるか。
俺の消しゴム(まとまる君)には“楓(かえで)”の文字が書いてある。
その消しゴムを使いきったら恋が実る、とか言うおまじない的な?
しかし小木との勉強中、小木と俺の消しゴムが入れ替わるハプニングが発生した。
翌日。半ば強制的にまとまる君を返してもらい。事なきを得たと思ったのだが…
一応の確認の為、まとまる君のスリーブを外してみると、そこに“楓”の文字は無く、“金田”と言う俺の名前が書かれていた。
俺は小木に騙されたと激怒し、本物のまとまる君の場所を問いただしたのだが、「そのまとまる君は本当にお前の物だ!」と必死に主張し、ここで楓が参上して事態は収拾した。
俺のまとまる君は何処に…と途方に暮れている俺の目に飛び込んだのは。机の上に置いてあるもう一つのまとまる君。
その机の席は楓だった。
放課後。1人忍び込む。
まとまる君がポツンと机に佇んでいた。
スリーブを外して中を確認すると、俺の字で“かえで”と刻まれていた。
全ての謎が解けた瞬間、夕日に照らされた楓が俺の後ろに立っていた…今ここ。
ピンチざんす。どうしようか。どう言い訳しようか。
「何してんのよ?」
「や!別に…」
「どうして分かったの?」
もう言い訳しても無駄みたいだな…
「楓の言った事に違和感を感じたんだ。お前は俺に{消しゴムに落書きされたぐらいで小木君が可哀想}って言った、だけどその時、小木は消しゴムに落書きしたとは一言も言って無かった!」
楓がしまった一言言い、おでこをペシッとやった。可愛いなチクショウ。
「それによくよく考えてみれば、このクラスでまとまる君を持っているのは俺とお前だけなんよ」
「もうちょいだったのになー、好きな人の物のを一年間バレずに使えば恋が実るんだって、ごめんね…ストーカーみたいで…」
「楓!このまとまる君を見てみろ!」
“かえで”と書かれたまとまる君を見せつける!
「…え?」
「やっぱり気付いて無かったんだな…楓…俺は…お前が好きだ!」
エンダァァアイヤアアアアアアー!~※映画タイニックより~
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