ミュレオさんの日記

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- 2012/1/13 7:20
- 看取ること
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- この間、ﾗｼﾞｦから流れていた何気ない話が'死について'…
  
  その主に話していた男性は「看取る瞬間はたいして大事なことじゃない、大切なのは死後も忘れずに思い続けることだ」と
  
  …その意気揚々とした話し振りに少しｲﾗｯともしましたが、死後も忘れずに思い続けるのは当然な感覚であって欲しいとも感じました。
  
  でもね実際に昨晩夜中に19年6ヶ月、連れ添った愛犬がお空へ旅立ちました。
  
  歩けなくなって1年、完全全介護になって2ヶ月半。
  昨晩も変わらず手を繋いで血流よくするようにﾏｯｻｰｼﾞしながら、ﾊﾟｸﾊﾟｸと苦しそうな呼吸をしている愛犬に話しかけながら一緒に横に寄り添いました。
  
  ２時間くらいﾊﾟｸﾊﾟｸが続き、その間は不思議と昔話を二人でしていて、今まで楽しかったことや大好きな食べ物のこと、お互いのやらかしてきたこと
  
  愛犬のﾊﾟｸﾊﾟｸ呼吸からはたくさんの思い出話が聞こえてきて…
  いつしかｸﾞｯｽﾘと手を繋いだまま僕も寝ちゃいました
  
  ４時半にふと目覚めたら変わらない表情のまま呼吸は止まっていました。
  
  やっぱり看取ることも大事なことだ、と、身をもって反論？いや、僕の言葉で伝えていけるような気がします。
  
  愛犬がひとりで旅立つことに違いはありませんが、死が怖れることではないように、死後も変わらずに愛が存在していくことを伝えるために
  
  そばにいれることが僕には必要だった
  
  愛犬ﾌｧｰ
  今年の桜も一緒だよ
  これからもずっと一緒だよ