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- 2012/9/14 9:32
- 弟が死んだ
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- 骨髄異形性症候群
MAC(非定型抗酸菌症、非結核性抗酸菌症)
9月13日(木)16:22
弟の八年の闘病生活が終わった…
昨日、神や仏はいないと解った
苦しかっただろう
辛かっただろう
痛かっただろう
でも、毎日一生懸命病気と闘って、一日でも長く『生きたい』と願ってた
万が一の時は、自分の症例が同じ病気で苦しんでる人の治療に、少しでも役立つように、弟は病理解剖を希望してた。
だから、主治医の解剖願いに家族は同意した。
本当は弟の身体にこれ以上メスなんて入れたくなかった。
もうこれ以上傷なんて付けたくなかった。
だから、せめて首から上だけは解剖しないで欲しいと頼んだ。
弟は、家族で過ごした大好きな猫のいる自宅に、ずっと帰りたがってたから、遺体を一晩だけ家に連れて帰らせて貰った。
猫も異変に気付くんだな…
それでも、いつも大好きな弟の側にいたから、冷たくなった弟の遺体の側にずっと座ってる。
元気な弟を連れて帰れなくてごめん…
また大好きな猫を抱きしめさせてあげられなくてごめん…
私はダメな姉だったな…
何もしてやれなかった…
弟の優しさに甘えて、自分の恋愛や遊びの事ばかり優先してて、一番辛かった時期に側にいて力になってやれなかった…
そんな姉を、最後まで心配だって弟は言ってたらしい。
自分が一番大変なのに、最後まで人の事ばかり気遣って…
今までお世話になった人達全てに感謝しながら…弟は逝った。
愛するたった一人の弟…
目の前で心臓が止まっても、目の前に遺体があっても、姉ちゃんまだ信じられないよ。
もう…弟が死んだ、なんて。
- 骨髄異形性症候群