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- 2011/4/29 21:48
- THE WORM
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- デニス・ロドマンがNBAの殿堂入りを果たしたらしい。
バスケットボールにおいてチームが勝つためにはまず点をとらなければいけない。相手を0点に抑えたとしても、自チームも0点では勝つことはできない。逆に相手に何点獲られたとしても、それ以上に点を獲れば勝てるのだ。だからこそ点をとる選手は高い評価を得るわけだが、デニス・ロドマンはそういうタイプの選手ではなかった。彼の主な仕事はリバウンドをとることや、ディフェンス面でのチームへの貢献だった。それは多くの選手が好き好んでやるような仕事ではなかったが、彼はそれを徹底的にやった。そしてその結果7年連続リバウンド王のタイトルを獲得し、デトロイト・ピストンズで二度、シカゴ・ブルズで三度チームをリーグ優勝させた。
得点は勝利に直結する。点をとる選手はチームに間違いなく必要だが、チームの全員が得点する必要はない。一試合平均何十点もとっているのに、リーグ優勝を果たせずにキャリアを終えていく選手が大勢いる中で、「得点などしたくもない。」と言う選手が五度もリーグ優勝を果たした。得点しなくてもチームを勝たせる方法があるのだということを彼は証明したのだ。そして、それが今回正当に評価されたことは、単に一人の選手が殿堂入りしたということ以上の意味を持つのではないかと思う。
「リバウンドを進んでしたがるやつがいるか?誰もいない。得点したがるやつは?みんなだ。」
- デニス・ロドマンがNBAの殿堂入りを果たしたらしい。