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- 2016/10/16 10:03
- パンキーの思い出・・・(ФωФ)ニャッ
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我が家には、元ノラの子とその子供、全部で11匹が暮らしてまして(笑)
今まで沢山の子の面倒を見てきましたが、中でも最初に亡くなった子が、一番辛い思いをしました。
名前は「パンキー」と言いました。
自閉症の長男が、中1の秋からイジメで不登校になり、長男はパンキーだけが友達って言う状態を、約二年以上続けていたのですが、猫風邪が外の子達に蔓延し、パンキーも罹患してしまったのです。
最後は腎不全で尿毒症になり、手の施しようがなくなってしまい、家族が見守るなか息を引き取りました。
最期の時、苦しさからかすれる声で「ニャーフ・・・アーアァ・・フ」と鳴いて、その声が今でも耳に残っています。
長男は泣き狂い、「お父さん助けて!お願いしますパンちゃんを助けてください!」と繰り返しました。
私は胸が裂けるような気持ちで、「パンキーは、与えられた時間を使い果たしたん。
せめて、一緒にいてくれてありがとう、そう声をかけてあげなさい。」と、やっとの思いで言葉をだしました。
長男は泣きじゃくりながら、何度も何度も「パンキーありがとう・・・」と、嗚咽し言葉にならない状態で声をかけ、冷たくなり始めたパンキーの体を撫でていました。
パンキーが亡くなって一年後、長男は高校を受験しました。
「パンちゃん!頑張ってくる!」 と、写真に手を合わせ、上着の内ポケットには、パンキーの写真と、埋葬の前に切り取っておいた、パンキーのフワフワの毛を、お守りを入れて・・・
いまでも長男は、同じ毛色の猫には「パン」を名前に入れて呼びます。
これが、我が家の愛する家族との別れのお話しです。
時がたった今では、ちょっと苦く寂しい思い出ですね。
ペットロスなんて言葉がありますけど、なんだか僕はこの言葉が嫌いです。
なんか、心が通わない言葉にかんじるから。
あと、パンキーの写メもアップしておきます。
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