§ＡＲＫ§さんとモバ友になろう！
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- 2009/11/23 8:35
- たまには
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- 「お、来たねぇ」
夜、月の下で男は岩から立ち上がる。彼が見る先には、鋭い鎌を持った女性がいた。
「今日こそは死んでいただきます！ 貴方の寿命はもう延びる事はありません！」
「その言葉、聞くのはこれで五回目かね。二百年に一度のペースでもあんのかぃ？」
ぐ、と息がつまる女性。少し赤みが増した頬をしながらも彼女は叫ぶ。
「ううううるさいですよ！ 用は貴方を昇天させればいいんですからね！」
「そうかい。じゃあ、何時ものいっとく？」
男はそう言うと懐から男の身長と同じか少し長いくらいの手ぬぐいを取り出した。そしてそれを勢いよく横に振ると、手ぬぐいが伸びた状態で固定され、男はそれで槍を構えるように立つ。
「出ましたね……しかし、今度は負けませんよ？」
「へっへ、それじゃあ俺が勝ったら逢い引きでもしてもらうか」
「あっ、逢い引きですって！？ 何を貴方は言ってるんですか私は死に神であって貴方達天人は」
「はい、んじゃまたな」
「あ」
ゴン、と少し鈍い音が辺りに響いた。
こんなキャラいいなぁ
- 「お、来たねぇ」
