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    • 2010/7/25 1:17
    • Hymne A L'amour
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    • イムヌ・ア・ラムール

      これは、シャンソンの代表曲で、故エディット・ピアフが発表したものだ。

      日本でも、古くから『愛の讃歌』として、越路吹雪の歌唱で広く親しまれているのでご存知の方も多いはずだ。

      日本語訳詩の冒頭部分は以下の通り

      あなたの燃える手で
      あたしを抱きしめて
      ただ二人だけで
      生きていたいの

      ただ命の限り
      あたしは愛したい
      命の限りに
      あなたを愛するの

      頬と頬よせ
      燃える接吻
      交わすよろこび・・・


      といった感じの、甘い大人のラブソングに仕上がっているわけだが・・・

      フランス語の原詩を直訳するとニュアンスが大きく異なってくる

      原語の直訳は以下の通り(要約)

      空が頭の上に落ちても
      大地が割れてひっくり返ったとてどうでもいい
      あなたの愛に包まれて毎朝目覚めることができたならそれだけで十分

      もしあなたが望むなら
      世界の果てでもついて行く
      月だって盗んでみせる
      友達も愛する祖国も裏切ってみせる
      笑い者になろうともどんなことでもやってのける

      やがて時が訪れて
      死が私からあなたを奪っても平気
      私もいずれ死ねばあなたとまた一緒になれるから
      そして死んだら
      真っ青な空で永遠の愛を二人で誓い合う
      そして神様もそういう私たちを
      永遠に祝福して下さるでしょう


      と、なにかしら背徳的なものさえ漂う激情の愛を謳っているかのようだ。

      と感じるのも、日本人は愛情表現が非常に不得手な民族だそうだ。

      毒を抜いた上にいちいち回りくどいらしい(笑)

      確かに、主語と動詞の間に形容詞を挟む日本語の成り立ちを見たら言わずもがなといった感じではあるが・・・。

      更に、男性に顕著なのは、言葉や態度での愛情表現を怠りがちな上に、『甘える』ことでその代用をしたがるとのこと。

      まさしくおっしゃるとおり(笑)

      冒頭の訳詩を見たら得心されると思うが、どこまでも毒っ気を抜いて、物分りの良い大人を演じきっているのがわかる。

      その分、直訳の方は非常に破滅的で直情的ではあるが、人間の本質を言い得ている。

      別に、訳詩をけなすつもりはない。

      逆に、永年に渡り『愛の讃歌』を愛し続けてきたからこそ言えると思う。

      それら訳詩は、日本人の感性に染入る物語や世界観をうまく作り出しているが、実生活ではそこまで、物分りの良い大人を演じきれるわけではない。

      人間とは、所詮激情の生き物なのだ・・・

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