しぃ。ちゃんさんとモバ友になろう!
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- 2011/2/2 2:58
- お別れの時
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- 一月の寒い某日、祖父が天国に旅立ちました。
非常に我慢強い人で、病魔に侵されながらも痛みと戦い、家族に囲まれ微笑みながら息を引き取ったそうです。
私は会社に提出する書類を受け取るため神奈川の自宅にいたので、最後の瞬間には立ち会えませんでした。
降雪などの影響もあり、私はお通夜に行くことができませんでした。
大阪に向かう新幹線の中でも、告別式が始まってからも信じられなくて…
2か月前に会った時は、弱々しくはあったけどちゃんと会話もしたのに。
火葬場に向かう前に、顔を見る機会がありました。
棺の中に横たわる祖父を見て事実なのだと理解しました。
お花を中に入れる時、最後の瞬間に立ち会えなかったことやお通夜に行けなかったことが申し訳なくて顔を直視することができませんでした。
沢山の花に囲まれた祖父はお花畑で眠っているようにも見えました。
おじいちゃん、今までありがとう。
よく『ホントにあった不思議な話』で耳にする、亡くなった人がお別れを言いに来るというお話。
私にも起こったみたいです。
自宅を出る直前、家の中を歩き回る音が聞こえたので戸締りの再確認をしたんです。
鍵は全部しまってたし、誰もいませんでした。
それが13:30のことでした。
告別式の後、その話を親類にしたら母が号泣。
理由を聞くと「ちょうどその時間に祖父は病院からお寺に移動していた。」とのこと。
「おじいさんのほうから会いに行ったんだね。もう病院にはいないから。」
その場に立っていられないほど泣きました。
- 一月の寒い某日、祖父が天国に旅立ちました。