RyuRyu☆Ψさんとモバ友になろう!
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- 2014/8/10 23:14
- あなたがいるだけで幸せだ
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- 19歳の時に振られた彼女が東京へ来て俺と会った。
某SNS で互いに見つけ、其れから2年後やっとアドレスを交換した。
2~3ヵ月に一度会えるか会えないかのペースで会っていた。
その彼女が仕事で東京へ来ると言われた。
当たり前のように
会えるかな?
と訊かれた
あぁ会えるさ、と俺はわざと素っ気なく答えた。
1ヵ月前に彼女の日程が決まった。
行きたいライブやコンサートは見事にチケットは売り切れていた。
結局
体験型ゲームに女子大生たちと参加した。
場違いなオジサンオバサンが嬉々として遊ぶ、えぇやないかぁ~
汗だくになってビール行こかぁ
地ビールを呑ませてくれる店があり駆け足で階段を上がり、プハー
あぁまるで恋人みたいやないかぁ~
違う地ビールを頼み互いに交換しながら呑んでいた
彼女の仕事の弱点を補えられることを、俺は仕事でやっている。
只
助言は出来ても彼女の代わりに相手と交渉は出来ない。
どうやらややこしい交渉事もなんとかうまくやれたとも言われた。
ホンマに不思議やなぁ、と俺は彼女に言った。
まさか片田舎で高校生活をしていた者同士が、こうして東京で呑んでいる。
ちゃんとした交際
ちゃんとした交際がどんなものかと問われても答えようがないのだが、
彼女と結婚していたら確実に俺は死んでいた。
病気が見つかったターニングポイントの歳が25歳、その歳迄に結婚していたら死んでいた。
彼女を逃したくないと、ちゃんと付き合っていたらそう思い結婚していただろう。
高校時代の彼女への想いと今は違う。
今の方が彼女の良さを
さまざまなことが言える。
まぁ彼女には拒否権があるから結婚していたなんては自惚れだろう。
目の前に彼女が笑いながら居る。
帰りがけに軽く肩を抱いた。
なんと
反応しない
なんか
イヤとか言えよ
と俺が言うと
私、気持ちは男だから、と………………
帰りの電車内で
あなたが生きているだけで幸せだ、とメールした。
私が生きているだけで幸せなの、と素早く彼女からメールがあった。
あぁそうですよ、と返信
俺は心の奥底から温かいものを感じた。
其だけのことだ。
- 19歳の時に振られた彼女が東京へ来て俺と会った。