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- 2013/8/17 1:53
- 人生カルテ2
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- これは実話を書いた日記。
Bさん80歳代、男性。
認知症があり施設入所中にトイレに行こうとして転倒。
平成24年7月11日にレベル低下が続き、外傷性くも膜下出血、脳挫傷にて入院となる。
意識レベルJCS3-200。
止血剤入り輸液、頭蓋内圧降圧剤、デパケン投与開始となる。
同年7月13日JCS1-3に改善する。
問いかけに対して簡単な発語あるものの意思疎通は困難であった。
左上下肢の麻痺があり寝衣などの上肢を動かした際の疼痛が強く苦痛顔貌がみられ「痛い」との発言もあった。
腎機能が悪く尿の流出不良であることから全身浮腫がある状態であった。
嚥下機能が強く障害されていたが本人が経口摂取を希望し、家族もそれを望んだ。
医師はPEGの説明もしていたが家族の「食べる事が一番の楽しみであり、それを奪ってまで延命する事に価値は無い」という言葉に強く勧める事はしなかった。
同年9月15日。何度か誤嚥性肺炎を繰り返し、点滴加療をしてきたが全身状態が悪化し永眠される。
- これは実話を書いた日記。